【石川県の赤い道】雪国の風景


まずはこちらの写真をごらんください。
道路が 赤い のがおわかりでしょうか。


赤い道

上の写真の赤い道は、夕日に照らされて赤く見えるのではありません。
本当に赤いんです。

こちらの写真を見ると色の違いがよくわかります。
同じアスファルトなのに、白線の右と左で色が全然違いますね。
こちらもなかなか衝撃的な写真です。
白線の上に流血の跡が残っているようにも見えます。
悲惨な交通事故現場のようですね。

赤い道の正体

この「赤い道」の正体は『(さび)』です。
鉄を放置しておくと赤くなるあのサビのことですよ。

先ほどの写真の道路には、黄色い線の部分にパイプが埋まっています。
これは『融雪パイプ』といって雪国特有の設備です。

パイプの中には水が通っていて、道路の表面にあるこのような吹き出し口から噴水のように水が出てきます。
吹き出す水で道路に積もった雪を融かすという仕組みです。
融雪パイプは冬の間しか使われないので、春〜秋の間にパイプの中が錆びてしまいます。
パイプ内のサビが水と一緒に出てくることで、道路が赤く染まってしまうのです。

赤い道はどこにあるの?

この「赤い道」は、石川県全域で見ることができます。
石川県だけでなく、お隣の富山県や福井県、新潟県などでも見ることができます。

特に田舎の方の市街地でよく見られます。
これは、交通量が多い都市部や大型幹線道路では融雪パイプが設置されていなかったり、されていても頻繁に舗装がし直されたりするからです。
最初の写真は僕の実家近くの道路ですが、もう30年以上舗装し直されていないんですよ。

石川県をドライブ中に「赤い道」を見かけたら、窓を開けて鉄臭い雪国の風を感じてみませんか。

コメント